毎年パキスタン大使館では「パキスタン・バザール」を上野や代々木で公演で開催し、多くの日本とパキスタン人の交流の場でした。
バザールって言葉、日本ではセールの時期に目にするけど、セールみたいな買い物をする
イメージ。私も何気なく使ってきた言葉、バザールってそもそもなんだろうというのが今日のテーマ。
おかげさまで、毎日投稿1000文字以上30日目の記念日です♪ 面白いけど忙しいときは
ちょっとキツイ。
バザールって?
そもそもバザールっていうのはペルシャ語で、市場を意味する言葉だそうです。マーケットですね。 商品やサービスを交換することで成り立つマーケットだそうです。さかのぼればメソポタミア時代から門前での物々交換がなされていたそうです。
私が一度訪れたいバザールはイランのタブリーズ。イラン北西部にあり広大な屋根に覆われた市場は圧巻。アーケードには7000点以上の
店が密集しています。中東最古のバザールで世界一長い商業施設として2010年世界遺産に登録されました。金や宝石(あまり関係ないですが・・)や絨毯のバザールなど区画により分かれていてかなり
ディープなバザールを体験できそうです。
東西の文化が交わるバザール
ウズベキスタンの古都はシルクロードの要衝として繁栄を極めましたが、こちらも東洋と西洋の文化と物が交差し交じり合った場所として重要な役目を果たしたのがまさにバザールです。これだけのアーケードを建築したというのもすごい話です。さらに驚いたのがタブリーズ内のモスクの数28.学校や図書館、宿泊所や浴場もあり、まさに皆の生活する場。ほんと家族であり町であり助け合いながら生活・交流する様がバザールの神髄にある気がします。
現代の忙しい生活にあってフェスティバルのお祭りもいいけど、上野などでパキスタン・バザールという名前が定着したのであれば、私はずっと使い続けてほしい、日本とパキスタンの懸け橋になる交流の場であってほしいと願っています。
来年もパキスタン・バザールで交流しましょう。オンラインバザールではなく目を見て言葉を交わすバザールを切望します。
パキスタンのバザール
アナールカリー・バザール&リバティー マーケット Anarkali Bazaar & Liberty Market
ムガール帝国の名残の建物が残るのは旧市街ならば、買物は
新市街が賑やか。特にキャントンメント駅Cantonment Railway Station 西にあるグルバルグGulburgがおすすめ。おしゃれなお店やレストランが立ち並ぶ人気のエリアです。特にシャルワール・カミーズやクルタなどの民族衣装。刺繍を施した服・布地・革製品・金銀のジュエリーなどなど思わずほしくなるものも安価で手に入ります。ただし狭い道に物がごった返していますので迷子になりませんように!
ラホールは観光客も多く治安も安定した街。ショッピングも楽しめますね。
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