学校のためのはちみつプロジェクト– シドル(なつめ)はちみつ –

NPO PJ JAMINE
 日本人とパキスタン人が両国の親善のために、共に積極的に活動する特定非営利活動法人

主な活動の柱は3つ
① ギルギット近郊ミナワール村にAbdul Manaf Memorial School(2021.7開業)を地元若者と運営
② 学校の運営資金のためにはちみつ農園を直営
③ パキスタンを知ってもらう活動
  *恒例上野恩賜公園で開催されるPakistan Japan Friendship Festival2024 事務局
  *各種国際栗生イベント・セミナー・ワークショップ
  *経済誌「東海財界」にパキスタンコラム9年目
  *コンサルティング

Abdul Manaf Memorial School

国交樹立60周年・東日本大震災支援のPakistan Japan Friendship Festival 2012をひょんなご縁から
パキスタン大使館と共催、プロデュースしました。

発端は2016年に初めてパキスタンを訪問した時に遡ります。
綺麗な英語を話すマウンテンガイドの案内で北部の大自然を楽しみ、聞いた彼の夢
「自分の村へ学校を!」「次世代の子どもたちの将来に選択肢を」

パキスタン北部ギルギット・バルティスタン州の州都ギルギット近郊ミナワール村
1500世帯の小さな村のメインとなるミナワール・コート。
そこに学校はなく子供たちは山を降りてカラコルム・ハイウェイ沿いの公立の学校まで行かねばなりません、
子供の足で1時間、ましてや往来の激しいカラコルムハイウェイを渡らなくてはなりません。
子沢山の村の子供たちは日々を兄弟の世話に明け暮れるだけ、おもちゃも本もテレビもありません。

もったいない!学校に行けない、行かない時間
子供の将来を憂いたマウンテンガイドも教育を受けたことがなく読み書きはできませんでした。
ただ天性の能力ある彼は、イギリスのNGO Save the Childrenで現地ディレクターとしてマンセラ大地震の時に活躍し、英語も流暢に話せたのでした。

ミナワール村に教育を!という彼の夢が私の夢になりました
2017年 学校を作るという夢に向かって、ミナワール村の若者が動き出し
私は東京でNPOを立ち上げました。右も左も分かりませんが、村に通いサッカー大会を重ね
交流を深めました

2021年コロナ禍 待ったなしの学校開校
2018年校舎工事開始・完成を待たずコロナ禍の2021年7月生徒数28人で学校オープン
学校のない村、教育を知らない両親、戦々恐々と皆が見守っている中
学校教育を見せる場を増やし、丁寧に教育とはを説明。そのうち評判が評判を呼び
みるみるうちに生徒は100人を超えました。

問題勃発!!校舎の建設費用も寄付、誰も授業料を払わなければ学校はどうなる??

救世主ははちみつ農園!
山の若者ははちみつ農園で働いた経験や知識がありました。これだ!
ハチミツを売り、得た利益で学校を運営しよう!
自然が相手なのでいろいろ起こります。
2021年夏本州の三分の一が水没した大洪水。ダルコットにいたはちみつ農園は壊滅
振り出しに戻りました。Never Gove Up!!!

シドル(なつめ)のはちみつが学校を救えるか??
パキスタンとイエメンでしか採れないはちみつ、農園に我らの蜂箱を置かせてもらい
足りない分は分けていただきます。
農園自体はほぼサウジアラビアに買われてしまっています。
オーナーの子供の将来、ソシアルワークにかける想いに感謝でいっぱいです!!



ヌール・カラコルムはちみつ農園
2024年 マウンテンハニー、山にこだわる、高所にこだわる!はちみつ計画
 春 アプリコットはちみつ (ギルギット) 2000m
 夏 オリーブのはちみつ (ヤシン・バレー)2500m
 夏 ワイルドフラワー (ダルコット・バレー)3000m
    上野写真はダルコット。氷河の水でたくさんのハーブが育ちます
秋 シドル(なつめ) (ラッキー・マルワット)500m砂漠

パキスタンのはちみつを日本で販売、売り上げは学校へ還元しています。
応援してください!はちみつ農園!!
応援してください!ミナワール村の小学校!!

 質問・お問合せ info@jasmine-friends
NOORi Ethnic(NPOのweb ショップ)でも購入できます。
  https://noori20.base.shop/items/77937463 只今売り切れ中 8月の入荷をお待ちください