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パンジャブ州の中部にある古い歴史と文化を持つムルターン。著名なイスラム聖者 シャー・ルクヌッディーン(1251-1335)、ルクネ・アラームの名前で霊廟も呼ばれ「世界の柱」の意味を持つそうです。1320年頃に建てられたムガールの傑作ともムガールの栄光とも言われています。その美しい形と曲線と縞模様の美しさ、色に魅了されます(pics from Travel Multan)
ムルターンの町は見どころ満載 Multan
ムルターンの町は「ピール(スーフィーの聖者)と聖堂の街」として有名で、旧市街の丘ののカーシム・バーグと呼ばれる城塞都市にはモスクと霊廟がいっぱい。シャー・ルクニ・アラームもそこにあります。45km離れたところからも見えるそうです。すごい。
なんでもムルタンの町の起こりはモヘンジョ・ダロやハラッパーと同時期・・紀元前2500年あたり。すごく古く歴史ある町です。今はカラチから鉄道が通っていて、駅は新市街の方にあります。
イスラム建築の代表的建物 シャー・ルクニ・アラーム
高さが33m、ドームの直径は20mとかなり大きいです。煉瓦と青と白のタイルのコントラスト、白いドームがとても美しい。下は8角形でバランスよく上に16角が形が乗り、さらに丸いドームを乗せた形、でも中は一体です。すごい建築の技術!! 中には聖者の棺、まわりも棺だらけのお墓があり皆が礼拝できるようになっています。神聖な場所にふさわしい素晴らしい廟ですね。イスラム建築の代表的なモスクや霊廟、ムルターンでも水害の被害が出ましたので、二度と起こってほしくないです。
末永く美しい姿を見せていてほしいものです。
しかしいつもイスラムのタイルを見て思うのですが、この貼り方ってどうなってるのでしょうね?東京のマンションだと剥がれたのは見かけますが、 イスラム建築でタイルが剥がれ落ちてるとか見かけないです。よほどの技術力です。
青いタイルとアラベスク
モスクに見かける青いタイル、そしてモザイク模様。煉瓦の建物にインパクトを与えています。釉薬タイルの大量生産が大きく影響し色鮮やかなブルーのタイルまどで彩られたアラベスク模様はモスクを特別な場所としてあがめる気持ちを物語っている気がします。優秀なタイル技術の進歩が見て取れるのがイスラム建築ですペルシャ・イラク・トルコ・中央アジアにもみられる装飾タイル、ムルターンにも数多く残っていました。
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実際パキスタンの方にお話を聞く機会も持てたらいいですね。JASMINE はやります!
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