パキスタンはカラチに次ぐ第2の都市ラホール、ムガール帝国時代やイギリス植民地時代の歴史的建造物が多く残り、リッチな歴史や文化、音楽の中心でもあったラホール。昨夏聖者廟(ダガール)でBadar Ali Khanが演奏するからと招待してくれて現地での貴重なカウワリーを体験しました。暗い裏道で待機していると彼らがやって来て再会。聖者廟へ入るのも初めてならば、どう花束を手向けるのかも分からぬまま、案内されてまずは女性の部屋へ。大歓迎のハグの嵐、セルフィーの嵐。聖者の墓の裏手になり、そこからカウワリーの演奏を見ることはできません。ちょっと残念に思っていると、ちゃんとお堂の彼らが座って演奏する横に座らせてくれました。女性がここで聴けるのは異例なことで外国人だからでしょう。
スーフィーやカウワリーのことは聞きかじりの話では恐縮なのですここでは省略させていただき実況のみです。
とにかく音量がものすごく、耳をつんざく鐘の音で始まり、やがて導師さまpirの入場。神聖な気持ちで始まりを待ちました。
聖者廟Galhi ShahooでのBadar Ali Khanのカウワリー”Allah Hoo”の一部始終です。音楽を通じて神に近づき気持ちが高ぶると札束がばらまかれ、導師さまの上にも、楽団の上にも、私の上まで降り注ぎ熱く歓迎していただき、各々音楽を通して神との対話の時間は夜の12時過ぎまで熱狂的に続きました。
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