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経営ビジョンや事業計画に必要な先を読む力、今日本企業がマーケットの先を読み注目している国の一つがパキスタンです。
ゴールドマンサックスに21世紀有数の経済大国に成長するポテンシャルの高い国として選ばれました。日系企業は77社が進出(2015.6JRTRO カラチ)
投資額は2013/14 3010万ドルから2014/15 5820万ドルと増加しました(パキスタン中央銀行・各年度7月~翌6月)
目次
「Pakistan Investment Seminar 2015」が開催されました
2015年10月15日パキスタン大使館において60社以上の企業が参加し「Pakistan Investment Seminar 2015」が開催されました。
大使よりパキスタンの経済経済状況、経済大臣からはポテンシャルの高さ・可能性・エネルギー・インフラ・農業・酪農、工業・鉱物についてなど企業にとっての有益なお話がありました。パキスタンに先駆けて進出し、すでに成功している企業の中から3社、スズキ・ヤマハ・丸紅の方々がプレゼンテーションを行いました。
パキスタンへ企業が進出する場合の巨大市場としての魅力
- 好立地。アラビア海に面するカラチ港など有数の港湾を持ち中央アジアへの玄関口。
国際都市ドバイへは飛行機で2時間、多くの方がUAEなど近隣国で働き、本国への送金額もうなぎ上りで月額800億円余りと国内経済、消費に貢献、
若い人の出稼ぎは増加継続 - 公用語が英語。コミュニケーションに重要
- 親日国。戦後の綿花、繊維産業では日本との貿易が盛んで親密な国。市内を走る車は95%以上が日本車。高くても日本製を買いたいという日本ひいきの購買力は日本企業には有難い魅力の一つ。日本企業への関心は特に高く、ビジネスパートナーを願う事業家が多い
- 国民性。まじめで器用で人情がある。かつてシルクロードで日本と結ばれた仏教文明で栄えたガンダーラがあったのもパキスタンで、通ずるところあり
- 屈指の農業国。米や豆・野菜を育て自給率が100%超
- 綿花生産世界第4位。原材料が容易に調達でき、生産コストも安いので欧米の
繊維メーカーが進出。 - レアメタル。ユーラシア大陸とインド大陸の衝突の圧力によってできた土地柄、様々な鉱物がカラコルム山脈~西端パミール高原、ヒンズークシュ山脈の麓のバロチスタンに多く存在
- パキスタン政府が経済特区を作り、経済界も日本企業誘致に積極的で前向き
伊藤忠丸紅は鉄鋼加工センターをカラチ郊外の建設中で、すぐに運用になります。来年 1月には、ドイツの化学大手のBASFはラホール、パンジャブ州の首都で新しいオフィスを開設しました。コカ・コーラそれはパキスタンの工場等での追加投資を行うと発表しています。
日本企業の皆様、パキスタンで日本の良き経営能力、技術面での影響力を発揮して成功してください!
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